赤壁

中国映画はいつのまにか、RPG大作を量産する国になってしまった。

中国人が自国の偉人伝やら武峡伝やらを金かけて映画にしようとするとどうしても「ファイナルファンタジー」になってしまう法則がある。なにしろ、この映画がジョン・ウーである。カイコーだって、アン・リーだって、イーモウだってそうだ。ツイ・ハークはがんばったかもしれない。けど川井憲次の劇判が鳴りまくるワイヤーニョキニョキ中国ファンタジー映画になってしまった。まあ、拙僧はドニー・イェン師匠が出ればなんでもいいけど。

んで、そのFF空間を見事、脳内補完して堪能してきた拙僧。劉備の妻が、ヴィッキー・チャオって時点で、鼻血が出そうになる。映画館を見渡したら、似たような独り身男だらけなのでけっこう安心した。脳内補完。ちなみにこの映画は日本語吹き替えで観ましょう。やたら、声優が豪華ですので。劉備玄田哲章という時点で、何かがオカシイ三国志

孔明周喩の絡み。脳内補完。

孔明八卦します。横山脳内補完。

周喩孔明、あとで私の部屋に来い」。この後の展開は脳内補完。

ヘタレな曹操様。コーエーフィルターがかかっているのかしら。脳内補完。

一応、お約束で鳩は飛びます。

草履編んでる劉備一行。迫り来る群集はとりあえず、長坂あたりでnice boatしている。

いろいろと脳内補完をした映画だった気がする。疲れた。

どうでもいいけど、エンドロールで気が付いたけど、この映画の特撮って、ティペットスタジオなんだね……。一昨日、ブレイド2やっていたな……。