ライダーマンは仮面ライダーではない

そう遠くない未来。人類はナノテクノロジーの恩恵を受け、技術が飛躍的な進歩を遂げようとしていた。しかし、世界各地でナノテクを用いたテロ事件が多発する。テロの主謀者はSacred Hegemony Of Cycle Kindred Evolutional Realm(同種の血統による全体の、神聖なる支配権)、ショッカーと呼ばれる秘密結社だった。ショッカーはコブラコマンダーこと死神博士によって強化された改造人間。痛覚マスキングにより「痛み」のクオリアを遮断させた恐るべき改造人間を率いて、新世代の人類による世界を構築しようと画策していた。それを阻止するのが、23の主要国から形成されたICC直属の対テロ国際機密平和維持機構。サハラ砂漠ジオフロント内に本部を構える彼らは、最新鋭のナノテクを用いたマスクドライダーシステム呼ばれる強化外骨格を身に着けることにより、常人離れした脚力、装甲、脳内クロックアップによる擬似アドレナリンの身体強化を駆使して、ショッカーの改造人間と死闘を繰り広げていた。あらゆる金属を分子分解するナノマイトによるテロによって、主要都市を消滅せんと企むショッカー。その影には巨大軍事企業の影が存在していた。ライダーに着任したばかりの、デュークとホークは特殊ボウガンの達人スカーレット、寡黙なライダーであるスネーク・アイズと共に、ショッカーと闘い続けていた。しかしショッカーにはかつてのデューイの恋人バロネスの姿がいた……。

……ぼくはきょうかめんライダーをふたつみた。ディケイドのできにガッカリしていたら、まさかもうとうがかめんライダーをつくっているとはおもいませんでした。しかもないようがへいせいばんではなく、しょうわのとうえいまんがまつりのようなふいんきで、エッフェルとうがポッキリおれて、わらえない「チーム☆アメリカ」といわれているのに、ぼくにはじゅうぶんわらえました。どこかでみたようなやかんのせんとうきやドリルミサイルとか、なんきょくのかいていきちとかででっかいパルスほうドカドカせんすいかんだいばくはつ、ひとがごみのようにえがかれていて、さすがはスティーヴンのなまえにはじないソマーズだとおもいました。ソマーズは「ザ・グリード」や「ヴァン・ヘルシング」のように、おかねをかけたのに、おもしろいんだかおもしろくないのかよくわからないえいがをたくさんつくってほしいとおもいました。そうすればてんごくにいるいしのもりせんせいもきっとしあわせだろうとおもいました。